IBIS2015でポスター発表してきました!

IBISは情報論的学習理論ワークショップの略で,機械学習のコミュニティです.

参加者の年令が若く,活気にあふれたコミュニティです.

旧帝大の発表者が大半であり,一昔前まではちょっとした恐怖心があるコミュニティでしたが,去年と今年ではそんな恐怖心もなく楽しんで参加しています.

 

そんなIBISでディスカッショントラックにてポスター発表をしていきました.M2の波田野です.人間関係の可視化というテーマで,Emailデータから送受信者や単語の分類と可視化を行った研究の発表を行ってきました.SOMをGPLVMに置き換えたほうがIBISでは伝わりやすいので,来年は要検討ですね.

 

「いやー,しかし機械学習の分野も大変だなー」というのが感想です.

マシンパワーのディープラーニングの破壊力やデータドリブンという志向において,自然言語処理や画像処理などと機械学習の分野の境界がまるでありません.

古川研は,知能の研究をしようと日頃から模索しているわけですが,機械学習のコミュニテイにどっぷりというわけではありません.この現状ではしばし静観しながらも,なにが古川研らしい武器かを見極める段階なんですかね.

 

ぐいっとモチベーションがあがるので,IBISはやっぱり楽しかったです.